「第40回人人展」終了いたしました。

2016年3月2日(水)~8日(火)東京都美術館2階第4展示室にて行われた「第40回人人展」。昨年より沢山のお客さまにご覧いただき、盛況のうちに終了いたしました。
ご来場いただきましたお客様に感謝申し上げます!

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今年の特陳「連続する在野」のブース(左から山下菊二、斎藤真一、大島哲以、佐久間桂一郎)
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特陳のブースより(左から佐藤多持、平賀敬、星野眞吾)
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松三郎追悼展の様子

今回の展示では、現在活動する33人の作家(呼びかけ会員15人・会員18人)作品展示に加えて、創立メンバーや、今まで人人会に関った物故作家を展示した「第40回記念特別陳列『連続する在野』」、2014年に惜しまれつつ亡くなった松三郎の追悼展示(1999年から連続出品)などの企画展も催され、合計46名(寄せ書き作品を除く) 、158点もの作品が一堂に会しました。

また初日の3月2日午後2時から行われたギャラリートークでは、人人会会員・元豊橋市美術博物館学芸員の大野俊治さん、美術ジャーナリストの藤田一人さんをお迎えして、1974年設立当時の人人展の様子や時代背景などをお話しいただきました。トーク後半には、本展の出展者を交え「何故人人に参加しているのか?」をディスカッション。会の現在や未来について考える試みがなされました。

因習的なものに抗うように、そして新しい表現や人間の営みを強く希求しながら発足した「人人会」。今回の展示や様々な企画によって、それらから連続する私たちの活動に、おのおのが想いを巡らせることとなったのではないでしょうか。

そして何よりお客さまに、私たちの様々な創造活動を理解していただき、楽しんでいただけたなら幸いです。(文責内藤瑶子)

人人会ダイジェスト

同時開催で行われた小品展「小さな人人展」

湯島にある画廊、羽黒洞木村東介にて展示・販売しました。

メディア掲載(最近のもののみ)

関連書籍

  • 「画集 松三郎」

松三郎追悼展示に関連した、画集『画集 松三郎』が刊行されています。

2000年以降の松の作品、約50点のカラー図版を収録。編集・発行されている宮田徹也氏(日本近代美術思想史研究)による作品解説や論考「幻想絵画を超えて」、さらに池田龍雄氏(画家)、人人会会員の美濃瓢吾(画家)をはじめ、ご家族やご友人から寄せられた貴重なテキストが多数収録されています。ざまざまな角度からの証言・解釈によって、「松三郎」という一人の画家の姿が重層的に浮かび上がります。

お求めの方は、下記住所・メールアドレスまでお問い合わせください。

  • 2016年3月2日(限定500部)
  • 5000円
  • 編集・発行:宮田徹也
  • 〒 124ー0013 東京都葛飾区東立石 4ー55ー4 ビューハイツ602
  • nkbskmt(あっとまーく)kve.biglobe.ne.jp

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