2020年2月20日 · 9:10 午後
※新型コロナウイルス感染症の影響と対策について
【緊急告知】
「第44回人人展」は新型コロナウィルスの影響で、27日(金) 17時半まで(入場17時まで)をもって会期終了となり、28日(土)以降の開催は中止となります。
大変残念ですが、ご了承くださいませ。
取り急ぎのご報告まで。

「第44回人人展」ポスター (2020)
表紙作品:星野眞吾《黄色い活きもの》1974年 、紙本着彩
117.0×91.0cm
- 会期:2020.3月25日(水)~31日(火)
- 時間:9:30~17:30入場17:00
- 会場:東京都美術館・1階 第4展示室(上野公園内)(地図はこちら)
※会期中無休|最終日は14:30入場、15:00まで
- 入場料:一般500円・学生300円
- 主催:人人会
- 図録:500円にて販売予定
特別陳列「人と人 ー拓すー」
星野眞吾と出品者有志による「拓す」をテーマにした展示です。この企画は、从会・米田昌功を中心に企画されました。
■「人と人」の展覧会主旨について―米田 昌功
戦争の世紀を終え、21世紀は共生の時代に突入するのではと期待されていました。個々の醸成した感性と優しさに互いに心を救われる一方で、不寛容と不条理に満ちた事件や紛争が横行するかつてなく振り幅の大きい混乱の暗い時代であることが実感されます。人と人を横に並べることを骨として生まれた人人展の存在とはなんでしょう。アーティスト達が、この時代を、この時代に生きる自分をどのように咀嚼すれば、他者との関係性のなかに生きる表現者の姿や表現を、より明確に見つめることができるのでしょうか?横に並ぶ人と人を解体し、その狭間に浮かび上がるそれぞれの生(なま)の表現は、どこにもない人人の姿をあらためて示してくれるのではないか?40年の節目に向けた人人の芸術の根元を探ってみたいのです。(米田)

米田昌功《根の国拓図》2019年、 紙本着彩、F20
図録には米田の他、久保俊寛、大野俊治によるエッセーが収録。また、本展のメインビジュアルとしてフィーチャーされている星野眞吾(1923 – 1997)は、画集『月と太陽の二重奏―星野眞吾・高畑郁子』が出版され、好評です。あわせて楽しんでいただけたら幸いです。
是非ご来場ください。
- 関連イベント:ギャラリートーク 3月25日 14:00~ 大野俊治・久保俊寛・米田昌功
- 場所:特別陳列会場・第一室にて開催予定
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星野眞吾 《赤い惨絶》、 1977年、紙本着彩、116.7×91.0cm
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星野眞吾 人拓《生きもの》1971年、紙・インク、38.0×18.0cm
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久保俊寛《等身自画像》2019年、紙に色エンピツ、160×50cm
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古茂田杏子 「ウエヘ」「ツツク」2019年、銅版画、30×30cm
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大野俊治 版画《縁日“神仏”》2008年、 紙・インク、36.0×27.0cm
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林 晃久&マロン・フラヌール 《Marron Porno》 2020年、コピー作品(ドローイング、写真、コラージュ) 210.0×297.0cm
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山川真太郎 《Nude》2020年、グラファイト、靴墨、紙 、42×29.5cm
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太田真理子《衝撃の跳び蹴り》 2019年、インク、和紙、42×36cm
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内藤瑶子 《Frame Us(かお)》2020年、版画紙に木版画、コラグラフ、ドライポイント、30×30.5cm
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亀井三千代《ドレス》(部分) 2020年、墨、和紙、身体、250×95cm
○今回の出品作家
綺朔ちいこ、宇里香菜 、太田真理子、大野俊治、大野泰雄
岡田慶隆、奥津幸浩、小野なな、亀井三千代、木村浩之
久保俊寛、郡司宏、古茂田杏子、佐藤仁、高橋美子
田端麻子、丹澤和美、冨樫憲太郎、鳥居洋治、内藤瑶子
成田朱希、西川芳孝、林 晃久、馬籠伸郎、美濃瓢吾
箕輪千絵子、宮﨑 優、山川真太郎、山﨑克己、山崎美佐子
吉田佑子、米田昌功、LUNE、渡辺 つぶら
○同時開催:「小さな人人展」
毎年恒例の小品展も開催予定です。ぜひ本展とあわせてご覧ください!

- 会期:2019.3月25日(水)~31日(火)
- ※会期中無休
- 時間:11:00〜18:30 ※最終日は15:00まで
- 会場:羽黒洞〒113-0034 東京都文京区湯島4-6-11 湯島ハイタウン2F
カテゴリー: 人人展情報アーカイブ, 人人会ほっとにゅ〜す, 会からのお知らせ
タグ: 猪瀬辰男, 田端麻子, 竹内幸子, 箕輪千絵子, 米田昌功, 綺朔ちいこ, 美濃瓢吾, 郡司宏, 西川芳孝, 馬籠伸郎, 高橋美子, 鳥居洋治, 軽部武宏, LUNE, 内藤瑶子, 古茂田杏子, 吉田佑子, 大野泰雄, 大野俊治, 太田真理子, 奥津幸浩, 宇里香菜, 宮﨑 優, 小野なな, 山﨑克己, 山崎美佐子, 山川真太郎, 岡田慶隆, 成田朱希, 木村浩之, 林晃久, 渡辺つぶら, 丹澤和美, 久保俊寛, 亀井三千代, 井上洋介, 佐藤仁
2019年2月15日 · 12:36 午後

「第43回人人展」図録 (2019)
表紙作品「櫻下傘踊り図」(部分)
206.0×218.1cm 1980年 撮影:白石ちえこ
- ※人人展は、一昨年から場所・会期が変更となっております。ご注意ください。また、月曜日も開場しております。
- 会期:2019.3月25日(月)~31日(日)
- 時間:9:30~17:30入場17:00
- 会場:東京都美術館・1階 第4展示室(上野公園内)(地図はこちら)
※会期中無休|最終日は14:30入場、15:00まで
- 入場料:一般500円・学生300円
- 主催:人人会
- 図録:500円にて販売予定
特別陳列「井上洋介」
漫画、イラスト、絵本、そして絵画と、様々なメディアを駆使し、活躍した井上洋介(1931- 2016)。人人展の図録では「ひたすら人間を描くこと未来永劫なにも変わらぬ、人間を見据え描 くこと只それだけ」※と、自身の画道を表明されていました。今回は、1976年~1999年にわたっ て人人展に出品された作品を中心に陳列予定です。
是非ご来場くださいませ。
※『第21回人人展図録』出品作 「室内図」についてより(1995年)

井上洋介「M町残影」油彩、73.0×90.0cm、1988年
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井上洋介「Untitled」油彩
53.0×41.8cm、1993年
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井上洋介「童女図」紙本着色
100.2×75.0cm、1985年
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井上洋介「橋を渡る」油彩
F50、1993年
(第19回人人展出品作)
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井上洋介 「M町残影(右左)」紙本着色
90×140cm、1989年
(第15回人人展出品作)
井上洋介「行進」油彩
91.0×182.5cm、1991年
(第18回人人展出品作)
- 関連イベント:ギャラリートーク3月25日 14:00~ 井上真樹・美濃瓢吾・山﨑克己
- 場所:特別陳列会場・第一展示室にて開催予定
■井上洋介と人人会とのなれそめ
井上洋介は武蔵野美術学校(現 武蔵野美術大学)卒業後、漫画家となり、その後絵本作家とし て活躍しました。同じく絵本作家で、人人会創立メンバーでもあった田島征三氏より電話があり、 「壁面を 6 メートルあげるから人人展に出品しないか」と誘われ 「久しぶりに油絵描くの も悪くないな」と思い、第2回人人展(1976年)に招待作家として出品。第19回(1993年)から 会員となり、第22回(1996年)に特別陳列、第25回(1999年)まで18 回出品しました。
(参考文献:井上洋介・松本育子編『井上洋介図鑑』河出書房新社、2013年)
○今回の出品作家
綺朔ちいこ、猪瀬辰男 、宇里香菜 、太田真理子、大野俊治
大野泰雄、岡田慶隆、奥津幸浩、小野なな、亀井三千代
軽部武宏、木村浩之、久保俊寛、郡司宏、古茂田杏子
佐藤仁、高橋美子、竹内幸子、田端麻子、丹澤和美
冨樫憲太郎、鳥居洋治、内藤瑶子、成田朱希、西川芳孝
林 晃久、馬籠伸郎、美濃瓢吾、箕輪千絵子、宮﨑 優
山川真太郎、山﨑克己、山崎美佐子 吉田佑子、米田昌功
LUNE、渡辺 つぶら
○同時開催:「小さな人人展」
毎年恒例の小品展も開催予定です。ぜひ本展とあわせてご覧ください!

- 会期:2019.3月25日(月)~31日(日)
- ※会期中無休
- 時間:11:00〜18:30 ※最終日は15:00まで
- 会場:羽黒洞〒113-0034 東京都文京区湯島4-6-11 湯島ハイタウン2F
カテゴリー: 人人展情報アーカイブ, 人人会ほっとにゅ〜す, 会からのお知らせ
タグ: 猪瀬辰男, 田端麻子, 竹内幸子, 箕輪千絵子, 米田昌功, 綺朔ちいこ, 美濃瓢吾, 郡司宏, 西川芳孝, 馬籠伸郎, 高橋美子, 鳥居洋治, 軽部武宏, LUNE, 内藤瑶子, 古茂田杏子, 吉田佑子, 大野泰雄, 大野俊治, 太田真理子, 奥津幸浩, 宇里香菜, 宮﨑 優, 小野なな, 山﨑克己, 山崎美佐子, 山川真太郎, 岡田慶隆, 成田朱希, 木村浩之, 林晃久, 渡辺つぶら, 丹澤和美, 久保俊寛, 亀井三千代, 井上洋介, 佐藤仁