設立趣旨・会の特色

設立年月日 1974年6月11日

「从会」は、旧態依然とした縦系列の画壇機構に抵抗しての命名で、反権力を標榜する個性的な作家達を集めて旗揚げした。当初は明確な宣言文はなかったが、1981年第8回从展カタログ上にアピールとして

「人を縦でなく横に並べて、从と称してきた。10の从が今年から15の从になった。新しい仲間をつつみこんで、なおも从の意識は出発の心と変わることはない。権威にひれふし、時代の証人である事を放棄した人々を私たちは画家と呼ばない。権威の保護で得た地位や富は作品になんの力もあたえはしない。彼等のどんな言葉が私たちの心を動かすというのか。画家は苦悩し、傷つき、憤り、疑い、矛盾を画面に定着してきた。私たちは、15人の画家が触れている時代を15通りの思考と造形によって探ってゆこうとする集団である。」

というコンセプトを掲載。創立会員は、中村正義・星野眞吾・山下菊二・斎藤真一・大島哲以・佐熊桂一郎・田島征三の7名。

◉会の特色

  • 創立会員の中心であった中村正義が亡くなったことで、第4回展に「中村正義賞」を創設。中村正義を永久会員とする。(その後、中村正義賞は、中村正義の美術館に移行)
  • 現会員及び入選者の作品を通常展示するだけでなく、物故会員や現会員の作品群を特別陳列する。(中村正義・山下菊二・佐熊桂一郎・平賀敬・星野眞吾・結城栄三・斎藤真一・富山妙子・井上洋介・山本正雄・丸木位里・大島哲以・田島征三・沼沢仁・堀越雄・大熊雅博)
  • 国内外で優れた作品を遺しながらも埋もれた作家を発掘して特別陳列し、その活動を紹介している。(三上誠・上野誠・周思聡・李應魯・朴仁景・名井萬亀・魚田元生・岸本清子・小山田次郎・利根山光人・佐藤司・佐藤多持・田上允克)